ウォーターラインというのは艦船の水中に入る部分と水上に出る部分の境界線のことで、日本語では喫水線あるいは水線と言ってます。艦船の模型でこの喫水線から下の部分を省略し、水上部分のみを模型化したものを洋上模型、あるいはウォーターライン・モデルと称しています。適当な台座に展示したときは、水線下艦低部までも模型化したモデルよりも実感が出るのが特色で、特に情景模型用として最適です。このため、イギリス・ロンドンにある大英帝国戦争博物館をはじめ、各国の博物館などで展示用モデルとして利用されています。
このウォーターライン・モデルの形で、日本が世界に誇った連合艦隊の主要艦艇や、諸外国の名艦を再現したのが、(株)青島文化教材社、(株)タミヤ、(株)ハセガワの3社が協同で企画・発売しているウォーターラインシリーズです。
スケールは迫力のある点からも一番適切な1/700が選ばれています。個々の艦艇をていねいに作り上げ、当時の姿をしのぶのも艦船ファンにはたまらない魅力ですが、統一スケールということで様々なコレクションの楽しみもあり、国や年代で比較する楽しみもあります。さらに改造、情景作り、情景写真などの楽しみも見つけていただけることでしょう。
日本艦は大和以下12隻の戦艦をはじめとして代表的な航空母艦、巡洋艦、駆逐艦、潜水艦、水上機母艦、輸送艦、病院船、客船などのほか、海上自衛隊の艦船や情景作りに欠かせない軍港施設、内火艇、搭載機のセットも発売されています。外国艦もアメリカ、イギリス、ドイツの代表的な戦艦や航空母艦、ドイツのUボートやソビエトの潜水艦などが含まれています。
模型化された艦船の大部分は、あるものは戦いで失われ、あるものは解体されるなど、今日その姿を見ることは出来ません。我々はこの名艦たちの姿をプラスチックモデルの形で紹介し、後世に伝えようという構想のもと、このウォーターラインシリーズを生み出した次第です。

ウォーターラインシリーズは静岡の模型メーカー3社の共同企画です。(株)青島文化教材社、(株)タミヤ、(株)ハセガワから豊富なラインナップが発売されています。
各メーカーのホームページをぜひ訪れてみてください。

 


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